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リチウムイオン電池と自動車とプラスチック(その2)
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前回に引き続き、プラスチック関連です。
自動車用のリチウムイオン電池も、様々な面で技術開発が進んでいますが、究極の
プラスチック応用として、ポリマー電池が挙げられると思います。
純然たる電池性能としては、ポリマーの一歩手前のゲル電解質で向上しています。
また、プラスチックの利用が増えれば、金属を使わなくなり、軽くて高性能な電池となります。
つまり、重量エネルギー密度の向上になります。
場合によっては、レアメタルなどの資源利用を減らすことにもなるかも知れません。
走行に際して、二酸化炭素を排出しない電気自動車は環境に優しいクルマです。
出来れば、製造時にも環境に優しいクルマになって欲しいですね。
リチウムイオン電池に限らず、プラスチックの利用が増えている背景には、これらに
関わるメーカーでの様々な技術改善の結果でしょうね。
耐熱性や強度など、金属と比べれば劣っていますから・・・
飛行機でも、客室の床下はハニカム構造になっているんですよ。
ですから、ピンポイントで大きな荷重がかかると、穴が開いてしまうかも知れませんね。
話はそれましたが、材質の工夫や、構造的な改良により、新たな道が広がるかも。
ちょっと視点を変えると、そこにビジネスチャンスが!?
特許から分析した「リチウムイオンイオン電池参入メーカーの競合技術分析」も、ご参考に
してみて下さい。当社では、特許分析など、技術的な調査も承ります(詳しくは、こちらへ)。
- (2008-08-29 08:21:00)
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リチウムイオン電池と自動車とプラスチック
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最近の自動車に関連する話題として、車体の軽量化もありますよね。
「走る・曲がる・止まる」が最優先され、安全であることや、快適な社内空間としての
改良が進んでいたように思います。
これに対し車体は、事故などの衝撃に耐えうる強度も求められます。
このため、軽量化などは材料面での開発がなければ困難となります。
ここにきて、燃費を良くするため、材料面での開発が進んできたことを受け、カーボン
ファイバーや構造面での工夫から、強度を充分有し、かつ軽量化が進められています。
この車体の軽量化は、ガソリン車よりもむしろ、電気自動車の方がより深刻な課題に
なるかも知れません。
1充電あたりの走行距離を伸ばすためには、電池の高容量化に加え、車体の軽量化が
必要になるのではないでしょうか?
プラスチックは軽いメリットがありますが、強度は・・・
しかし、最近の食品トレーなど、30%程度の軽量化を計りつつ強度が増しているようです。
食品と自動車と、求められる強度などは比べるレベルではないかもしれません。
しかし、構造的に考えれば利用できるところもあるかも?知れませんよね。
ハニカム構造とか・・・
当社では、「2008年版 自動車用プラスチック部品成形加工メーカー総覧」の代理販売を
行っています(詳しくは、こちらから)。
その他にも、各種レポートの販売をを行っていますので、ホームページもご覧下さい。
- (2008-08-26 08:00:00)
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欧米における電気自動車ベンチャーブーム
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最近、欧米の電気自動車ベンチャーの事業戦略が活発になってますね。
少し前ですが、7月24日の日経新聞によれば、電気自動車ベンチャー、米テスラが
7月22日にシリコンバレーに2店舗目の販売店をオープン、との話題がありました。
これは、ロサンゼルスに次ぐ店舗らしいです。
米テスラは、2003年にグーグル創業者らの出資を受けての設立です。
同社では、スポーツ電気自動車「テスラ・ロードスター」を販売しており、基本価格は、
約1,200万円程度とされています。
驚くことに、その試乗だけでも、50万円以上の手付金が必要であるとか…
また、スポーツカーより市場規模が大きいセダンにも目を向け、2010年後半を目標に
4ドア・5人乗りのスポーツセダンの生産に入るとも・・・。
さらに、ノルウェーのシンク・グローバルや、英国のゴードン・マレー・デザインや、スイスのマインドセット等も同様に・・・
何故、このようなベンチャー企業の参入が相次ぐのでしょうか?
それは、バッテリーとモーターがあって、車輪が付けば電気を動力源とする乗り物が
作れるからだと思います。
エンジンを動力とする乗り物を作ることに比べれば、簡単な仕組みではないでしょうか?
単に道路を走る程度のものだったら、素人にもそれほど難しくはないでしょう。
しかし、そこに信頼性と安全性を付加させることは難しいことですね。
そこはやはり、今まで培ってきたクルマ作りのノウハウがある自動車メーカーの、
一日の長でしょうね。
「走る・曲がる・止まる」に加えた「安全・快適・信頼性」。
けれども今後、エンジンからモーターへ変わることで設計上の障壁が下がると、
ベンチャー企業がボディ等をデザインし、車体を自動車メーカーから調達する
なんてこともあり得るのではないでしょうか?
そうなると、自動車の産業構造まで変えてしまうかも?
いまのところ、電気自動車は三菱自動車や、富士重工業、日産自動車など日本メーカーが
先行していると思いますが、テスラなどのベンチャー企業が思わぬライバルになってくる
かも知れませんね。
当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
(詳しくはこちらへ)。
また、新規事業の可能性などの調査も承ります(詳しくはこちらへ)。
まずはお問い合わせ下さい。(s-customer@isgr.co.jp)
- (2008-08-22 08:50:00)
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iPod nano
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iPodの発火事故について。
経済産業省が、8月19日に「消費生活製品の重大製品事故」として公表しています。
(詳しくは、プレスリリースで確認してください)
今回の公表による2件および、3月に公表済みの1件含め、その共通点は”充電中”。
リチウムイオン電池に対し、過充電およびそれに伴う発熱は、電池性能へマイナスしか
ありません。
経産省の発表でも、アップル社は
「米国本社の調査によって過熱・焼損事故の原因がバッテリーセル内部に何らかの
欠陥が製造時にあったことにより、充放電サイクルを繰り返すうちに欠陥部を起点と
するバッテリー内部の損傷が拡大してバッテリーが内部短絡を起こし過熱に至った
可能性があると推定(A200800512 の事故は今後調査予定)しているものの、
バッテリーセルの内部欠陥が発生するに至った原因を確定できていない。」
と、回答しているようです。
電池セルに大きな欠陥があれば、もっと多数の発火事故などが発生するでしょう。充電回路、特に充電電圧の微細な制御が不安定になったりすることがあるのではないか?
と、私は疑ってます。
i Podをお持ちの方も多いと思います。私の隣でも持っているようです。
聞いたら、パソコンに接続して同期させ、そのまんま。気が付いたら、満充電=過充電状態になっているようです。
充電の仕方など、自己防衛できる所も有るかもしれません。
でも、電池はどこの製品でしょうか?どなたか、ご存知ありませんか?
- (2008-08-20 17:11:09)
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電気二重層キャパシタ
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今回は電気二重層キャパシタ(以下、EDLC)について。
最近では、日清紡のキャパシタ増産もニュースになりました。
7月8日の日経産業新聞によれば、日清紡はハイブリッド車などに電力を供給する
EDLCを2009年度に7割増産すると発表。
千葉事務所で約2億円を投じて製造ラインを増設し、月産能力を現在の3万セルから
5万セルに引き上げるようです。
このブログでも先日書いたように、リチウムイオン電池への投資額は数百~千億円の
規模でしたよね。それに比べると、見劣りしてしまいますね・・・
(リチウムイオン電池市場と比較すると、キャパシタの市場規模は10分の一との評価も
聞いたことがあります)
EDLCは、リチウムイオン電池に比べ、瞬時充放電性、広い使用温度範囲、充放電寿命
に優れていると言われます。
10~100万回以上も充放電可能で、ほぼ半永久的に使用が可能とも。
しかし、容量を電池レベルまで大きくすることが難しいことが最大の課題であり、上記の
メリットも現実の使用状況では、そこまで優位性がないのが現状ではないでしょうか?
ただ、EDLCの瞬時充放電性は、大きなメリットです。
例えば、ハイブリッド車などにEDLCを搭載すれば、減速時のエネルギーを蓄電し、
瞬間放電により加速性能を高めることができます。
今後のハイブリッド車の市場拡大を睨んで、日清紡などは投資しているんでしょうね。
ほかにも、エレベータの下降による回生エネルギーを吸収し上昇に用いたり、急停止や
急加速を繰り返す用途などの急速充電・瞬間放電には、大きく役立つでしょう。
当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
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まずはお問い合わせ下さい。(s-customer@isgr.co.jp)
- (2008-08-19 08:54:00)