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電気二重層キャパシタ

今回は電気二重層キャパシタ(以下、EDLC)について。


最近では、日清紡のキャパシタ増産もニュースになりました。


7月8日の日経産業新聞によれば、日清紡はハイブリッド車などに電力を供給する



EDLCを2009年度に7割増産すると発表。



千葉事務所で約2億円を投じて製造ラインを増設し、月産能力を現在の3万セルから



5万セルに引き上げるようです。



このブログでも先日書いたように、リチウムイオン電池への投資額は数百~千億円の



規模でしたよね。それに比べると、見劣りしてしまいますね・・・

(リチウムイオン電池市場と比較すると、キャパシタの市場規模は10分の一との評価も



聞いたことがあります)



EDLCは、リチウムイオン電池に比べ、瞬時充放電性、広い使用温度範囲、充放電寿命



に優れていると言われます。



10~100万回以上も充放電可能で、ほぼ半永久的に使用が可能とも。



しかし、容量を電池レベルまで大きくすることが難しいことが最大の課題であり、上記の



メリットも現実の使用状況では、そこまで優位性がないのが現状ではないでしょうか?


ただ、EDLCの瞬時充放電性は、大きなメリットです。



例えば、ハイブリッド車などにEDLCを搭載すれば、減速時のエネルギーを蓄電し、



瞬間放電により加速性能を高めることができます。


今後のハイブリッド車の市場拡大を睨んで、日清紡などは投資しているんでしょうね。


ほかにも、エレベータの下降による回生エネルギーを吸収し上昇に用いたり、急停止や



急加速を繰り返す用途などの急速充電・瞬間放電には、大きく役立つでしょう。



当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
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まずはお問い合わせ下さい。(s-customer@isgr.co.jp


  • (2008-08-19 08:54:00)
自動車用リチウムイオン電池の統一規格

2009年を予定している三菱自動車、富士重工業の電気自動車など、リチウムイオン電池



搭載の新世代自動車の登場までもう少し。



そうした中、自動車用リチウムイオン電池の規格を統一しようとする動きが、国内でも



始まりました。


7月19日の日経新聞によれば、規格策定には自動車、二輪車メーカ9社と、電池メーカ6社、



それに東京電力が加わるとのこと。



また、経産省の外郭団体が中心となって原案を策定するようです。



具体的には、電池搭載車両の試験方法や安全基準を決め、共通化するなど・・・



リチウムイオン電池は、携帯電話などで発火事故が発生し、安全面が最重要な課題です。



統一規格の策定は、新たな安全基準で消費者の信頼感を高めることにも繋がるかも



知れません。


リチウムイオン電池の安全規格はドイツの自動車メーカーや、さらには、メジャーな



電池メーカーがないアメリカでも自動車メーカーが主導となって規格統一に向けて



動き出しているようです。



現在、リチウムイオン電池の開発は日本のメーカーが先行しており、技術面では明らかに



先行しているはずです。



しかし、同様に日本が主力であるはずのICカードでも、国際的な標準化団体は、有力な



コンピューターメーカーとは縁のない欧州のEcmaインターナショナル(European Computer



Manufacturers Association)なんです。



過去の携帯電話の通信規格やISOなど世界レベルでの標準規格では、日本は苦戦して



います。



脱線しますが、FIFAやIOCなど、スポーツの”世界標準”でも決して有利な立場には



ありませんよね。



リチウムイオン電池の標準規格では、技術面での優位性を生かし、このまま日本が



主導権を握ってほしいですね。


オリンピックではありませんが、「がんばれ!日本」


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  • (2008-08-15 08:46:00)
トヨタの電池事業への取り組み

トヨタ自動車では、今年6月11日の環境技術説明会で、リチウムイオン電池を性能面で



超える次世代電池の開発を本格化すると発表しています。



6月12日の日刊工業新聞によれば、6月下旬に「電池研究部」が新設とのこと。



当初は50人体制でスタートし、2年後には100人程度に増員予定とされています。



上記の説明会で、次世代電池としてあげていたのは、全固体電池と金属空気電池です。



どちらも、リチウムイオン電池の懸念事項とされる可燃性の液体が不要であること、



エネルギー密度が高いことが挙げられます。



つまり、発火することなくより高いエネルギーが得られる電池!



金属空気電池は、以前からエネルギー密度などの点で優れていることは、電池研究者の



間では知られていたことです。



補聴器の使いきり電池として利用されていますが、二次電池としては・・・。



アタマの固い電池研究者では、そう考えてしまいます。


全固体電池については、AT Internationalでもトヨタの第1電子開発部の宮田部長が、



リチウムイオン電池の次世代電池として挙げられていました。



また、出光興産などでも研究開発が進められています。



リチウムイオン電池の実用化が射程圏とも言える時代となり、さらにその次を見据えた



戦略ですよね。



それに、電池研究部を新設し、そのノウハウを自社内で蓄えていく、こういった取り組みが、



世界を牽引していく企業たる所以なんでしょうね。


リチウムイオン電池をはじめとする電気自動車が、自動車関連の産業構造を変革するかも



しれません。



電機メーカー製の自動車や、自動車メーカー製の電池。



数十年後の主役かもしれませんよ。


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  • (2008-08-12 09:02:00)
業務用途の電動自転車

以前にも何度か書きましたが、電動自転車増えてますよね。



最近では業務用も増えています。


7月20日の日経新聞によれば、



東芝エレベータ・富士ゼロックス・日本郵政グループ・ヤマト運輸など、都内を中心に、



バイクからの切り替えが進んでいるようです。



ガソリンと比べ、電気代などの維持費削減に加え、駐車取締りの強化、さらには昨今の



ガソリン高等なども追い風になっているようです。


維持経費の削減が出来、さらに対外的には環境アピールにもつながりますよね。



企業としては、一石二鳥ですね。



いや、「メタボ」対策にもなるので一石三鳥かも知れませんよ!



おさらいですが、リチウムイオン電池の改良・実現が大きな転換となっているようです。



エネルギー密度の向上と小型・軽量化に加え、充電の利便性が格段に増したことなどが



理由ですね。


1充電あたりの走行距離も伸びたため、ついつい充電を忘れてもOK!



メモリー効果がないため、使い切った後の充電にこだわる必要がありません。



使ったら、ちょくちょく充電してもOK!


長く走れて、日々の充電に気を使うことなく利用できる。



便利なだけでなく、日常に取り入れられるためには必要なことですよね、きっと。



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また、個別に調査も承ります(詳しくはこちらへ)。技術調査も承ります(詳しくはこちらへ)



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  • (2008-08-08 08:06:00)
調査レポート

デルタアイディ総合研究所では、リチウムイオン電池をはじめ、各種の調査レポートを



発刊しています(右側のレポートのご案内をご覧下さい)。


  • (2008-08-07 15:15:42)
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