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モバイル用リチウムイオン電池の増産(その2)

松下電器・三洋電機に続き、ソニーもリチウムイオン電池の生産増強に対する400億円の



投資を発表しましたね(詳しくは、同社のプレスリリースで)。


今回の投資で、国内の製造拠点での新棟建設と生産設備の増設がされるとのこと。



シンガポールや中国などとあわせると、2010年末の生産能力は、現在のおよそ1.8倍となる



月産7,400万セルに強化されるそうです。



先日の松下電器や三洋電機の1,000億円に比べると、金額的にやや見劣りしてしまいがちです(詳しくはこちら)。



しかし、この2社は、新工場の建設が予定されています。



これに対し、ソニーでは、既存拠点での拡張がメインとなるため、投資額に差がでている



のでしょう。



また、自動車用に注力しているかどうかにも違いがあります。



各社とも、今後のリチウムイオン電池需要をにらんで生産増強の投資を行っています。



製品はもちろんですが、製造拠点でも過去の事例を参考に、安全な製造ラインを期待



したいですね。



製造ラインでの事故は、電池を用途とする産業にも大きな影響を与えてしまいますから。



当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
(詳しくはこちらへ)
また、個別に調査も承ります(詳しくはこちらへ)。技術調査も承ります(詳しくはこちらへ)



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  • (2008-08-05 09:22:17)
モバイル用リチウムイオン電池の増産

リチウムイオン電池トップメーカーである三洋は、今年の5月のVWとの共同開発を



きっかけに、自動車用リチウムイオン電池事業に800億円の投資をすると発表していました。



さらに7月には、兵庫県の南あわじ市に新工場を建設することも明らかになりましたね。



こちらは、200億円の投資と言われています。



2009年春には、2007年末生産能力の3割増が可能となるようです。


また、松下電器の新工場建設も、7月にニュースとなりましたね。



7月17日の日経新聞(夕刊)によれば、こちらは、総投資額が1,000億円で、2010年度中の



稼動とされています。



既存工場に加え、新工場の完成後の生産能力は、現行の3倍になるようです。


自動車用ばかりが、大きなニュースと思いきや、三洋・松下といった有力メーカーは、



その地位を揺るぎないものにすべく、投資を進めています。


この背景には、パソコンや携帯電話などの堅調な需要がありますね。



BRICsなどの、新興国でのこれらの普及拡大によって、リチウムイオン電池市場も



下支えされているんですね。



特にパソコン増産のネックも、リチウムイオン電池と聞いたことがあります。


これらのモバイル用リチウムイオン電池の、容量当たりの価格は、最近では、30円/Wh程度



と言われています。



自動車用のリチウムイオン電池の開発当初のコスト目標が、実は30円/Wh程度じゃなかった



かと思います(もう、15年ぐらい前ですけどね・・)。


しかも、市況が高騰しているCoを使用してこの価格ですから、コスト面からすれば



自動車用も現実的になっていると言えるでしょう。



自動車用での搭載実績はこれからですが、技術的・生産コスト面から見ると、十分可能な



範囲であることの裏づけとも言えるんではないでしょうか。


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  • (2008-08-01 08:57:00)
富士重工業のリチウムイオン電池

前回の「エコカーワールド2008 in 横浜からの報告」でも書きましたが、富士重工では、



2015年ごろの商品化を目指して、パナジウム系電池の開発を進めているようです。


現在「R1e」や「ステラコンセプト」に搭載されているリチウムイオン電池はマンガン系であり、



NECと日産自動車との合弁会社のオートモーティブエナジーサプライ(AESC)からの供給を



受けています。


先日のAT International2008のオープンセミナーでも、電池については、優れた材料で



作られた電池の供給を受け、自社でのモジュール化と語っていました。



モジュール化電池を採用しているメーカーより、一歩踏み込んだ開発を行っているんでしょうね。


また、同社では充電システムの特許も持っているようです。



この充電システムの特許ですが、そのほとんどを自動車メーカーが出願しており、



出願数はそれほど多くないようです。


ガソリン価格の暴騰によって、コンパクトな自動車や、電気自動車が好調になりつつある中、



電池や充電システムの技術を保有していることは、今後の競争力に直結するんでしょうね。


それから、AT International2008のオープンセミナーで印象に残ったこととして、



「運転が優しくなる」との言葉があります。



電気自動車は静かなので、歩行者に注意を促すことが難しい。



そうすると、どうなるか。


歩行者に留意した運転を心がけるようになる、つまり人に優しい走り方になってくるそうです。



講演された方の愛用車はレガシーだそうですが、同様の運転をするようになったそうです。


電気自動車の副産物が、環境に優しい走り方とは・・・。



恐れ入りました。


しかし、一方では、静か過ぎてかえって危ないという意見もあります。



場合によっては、人を検知したら警告音を発するなどの装備も必要かもしれません。


環境だけでなく、人(歩行者)にも優しいクルマになると良いですね。


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  • (2008-07-29 08:50:00)
リチウムイオン電池の世界市場

デルタアイディ総合研究所では、毎週様々な業界のトピックス(Weekly 業界 VIEW)をご紹介しています。7月28日にアップしたのは、「リチウムイオン電池の世界市場」(詳細はこちらから)。
少しだけご紹介すると、



・リチウムイオン電池の世界市場(出荷量)は、2004年16億セルから2008年には29億5000万セルに(デルタアイディ総合研究所推計)。
・2008年の主要用途別出荷量のシェアアップが予見されるのが、ノートパソコンの29.8%(約2億セル増)、電動工具の5.8% (約6千万セル増)・・・・・etc

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  • (2008-07-28 13:03:13)
RoHS指令と鉛電池

2006年7月からEU欧州連合で鉛フリーを含む特定有害6物質が規制されるRoHS指令が



施行されるなど地球環境保護の対応が求められています。



そして、小型・軽量・高性能化が著しいリチウムイオン電池の技術レベルの進展に伴い、



鉛電池は一般的には使われなくなってきましたね。


しかし、いまだに鉛電池を多く使用するものもあります。自動車用鉛バッテリーと、



もうひとつ。それはUPS(無停電電源装置)。


サーバー管理をしている会社ではほとんどがUPSを使用していると思いますが、システム



管理者が管理していて、取替えの頻度も低いため、一般の方には知らないですよね?


現状、UPSには鉛電池が多く使われており、性能上では大きな問題がないようです。



しかし、地球環境保護の対応が叫ばれる中、ここ数年UPSにおいても、リチウムイオン電池



を採用する動きが見えてきました。


たとえば、デンセイ・ラムダ社は2006年8月に、小型UPSの主力製品のRoHS指令対応を



完了したと発表しています。



しかし、現時点においてリチウムイオン電池を搭載したモデルを発表している企業は、



わずか2社程度ではないでしょうか。


UPSでも、今後リチウムイオン電池が増えてくるでしょう。



鉛フリーの環境対応を実現したUPSの今後にも注目しましょう。



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  • (2008-07-25 08:50:00)
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