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リチウムイオンを下支えする国内メーカー(その3)
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東レグループは、繊維事業を初めとする様々な事業に取り組んでいる企業ですが、
ここにもリチウムイオン電池に関する重要な技術があります。東レエンジニアリングに。
それは正極や負極の製造時に重要な技術。金属箔に、スラリー状の紛体を
数10ミクロンに均一に、コーティングする装置です。
今となっては懐かしいカセットテープですが、これもフィルムに磁気の粉が
コーティングされた製品です。
オーディオテープでもなどで培われたコーティング技術が、ここでも活きているのでは
ないでしょうか。
これらのテープは、塗布量が少なく数ミクロン以下でしたが、電池は数十ミクロン以上の
厚みで均一さが求められます。
電池の性能は、このコーティングまでの工程でかなり左右されます。
なので、非常に重要な工程を担う装置が必要です。
それから、より安全なタイプとして開発が進められているラミネートタイプを、より効率的に
生産する装置(セパレータを蛇腹にし、正極・負極を挿入する)などにも関わっている
ようです。
前回の紛体技術同様に、国内電池メーカーが世界のトップクラスにあるのも、各社の
技術力に加え、下支えする繊細な技術力を有する国内メーカーの存在も欠かせない
大きな理由だと思います。
当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
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また、新規事業の可能性などの調査も承ります(詳しくはこちらへ)。
まずはお問い合わせ下さい。(s-customer@isgr.co.jp)
- (2008-06-13 08:55:00)
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リチウムイオンを下支えする国内メーカー(その2)
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日清製粉とリチウムイオン電池、どんな関係があるのかおわかりですか?
それは、”粉”です。
日清製粉のグループ会社で、日清エンジニアリング(株)があります。
同社は、穀類や食品だけでなく化学製品の生産加工設備の設計・施工だけでなく、
粉体生産の受託加工も行っているようです。
時々、技術雑誌に掲載されていたり、電池メーカーの技術者の間では有名なことですが、
ほとんどの方はご存知ありませんよね?
リチウムイオン電池でも、正極や負極の材料として、均一な精度の高い粉体が重要な
材料の一つになります。このためには、精度の高い粉砕および分級技術が必要なんです。
最近では、ナノマテリアルの活用が進んでいるため、各社が技術を競い合っています。
そんな中、同社の特徴の一つが、機械の設計販売だけでなく、受託加工までしている
ことです。
確かに、本業メーカーであれば、設備を導入したいところでしょうが、試験的にであったり、
少量のみ粉体を欲しい場合には、受託加工していると良いですよね。
もちろん、技術力に自信がなければ出来ないことですよね。粉体の質がよければ、
設備の受注にもつながってくる可能性も考えられますし。
小麦粉などでの粉体加工技術の改良が、まったく別分野のリチウムイオン電池でも
大きく貢献しています。
表には出てこないですが、こういった技術力が縁の下の力持ちとなって、国内電池メーカー
も、世界を牽引できているんでしょうね。
当社ではリチウムイオン電池だけでなく、様々な市場調査レポートを発刊しています
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また、個別に調査も承ります(詳しくはこちらへ)。技術調査も承ります(詳しくはこちらへ)。
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- (2008-06-10 08:45:00)
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リチウムイオンを下支える国内メーカー(その1)
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リチウムイオン電池は、海外メーカーの追い上げも厳しくなっていますが、今のところ
国内メーカーが世界のトップクラスでしょう。
これはもちろん、各社の技術力によるところが大きいですが、縁の下の力持ちの存在も
大きいんです。今回から数回に分けて、これらのメーカーについて書きたいと思います。
まずは、「リチウムイオン電池」と「化粧品」
戸田工業は酸化鉄を中心とした素材の技術力が優れていますよね。
近年では、酸化鉄で培ってきた技術で新たな素材へチャレンジし、リチウムイオン電池の
正極材料の開発など、成長分野での事業に積極的に力を入れている模様です。
さらに、化粧品市場にも参入しており、特に口紅やメイク化粧品では技術力に定評が
あるようです。
2006年10月には、世界最大の化粧品企業であるロレアルと共同でカバー力と発色に
優れた新しい色素「ハイブリッドピグメント(ハイブリッド色素)」を開発しました。
このハイブリッド色素の技術は、すでに戸田工業が印刷用インクの技術として確立していた
ものを、日本ロレアルが口紅に応用し、化粧品向けに独占使用契約を結んだようです。
リチウムイオン電池」と「化粧品」、非常に意外な組み合わせですよね。
ちなみに、わが社でも、リチウムイオン電池だけでなく、化粧品の市場レポートも
発刊しています(詳しくはこちらへ)。
化粧品やエステなどのビューティケアの産業調査も承ります(詳しくはこちらへ)。
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- (2008-06-06 08:50:00)
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今や必需品のリチウムイオン電池、その形状による分類
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最近の携帯電話やノートパソコン、デジカメ、iPodなど、皆さん何かしらお持ちでしょう。
これらの共通点としては電池。そしてその大半がリチウムイオン電池ですよね。
普段当たり前のように利用しているリチウムイオン電池ですが、一体どのような電池なんでしょうか?
ご存知の方も多いかも知れませんが、さらっとまとめます。
リチウムイオン電池は形状によって、円筒型、角型、ラミネート型に分類されます。
そのうち、円筒型はもっとも低コストで高容量の電池と言われています。
しかし、複数のセルをつなげる場合には隙間ができてしまい、バッテリー密度が小さくなります。
3/4πr2ですと20数%の隙間。
また、円筒型は鉄缶が一般的で、角型のアルミ缶に比べて重いという短所もあります。
リチウムイオン電池の先駆者であるソニーは、この円筒型に特化していますね。
通常18650で、直径18mm、長さ65mmがデファクトスタンダード。
18650は主にパソコンに、アルミの角型は携帯電話に使用されるのが多いですね。
角型は鉄缶とアルミ缶の2種類があり、最近は軽量化のため、アルミ缶が多くなってきました。
携帯電話では、アルミ角型電池が多く使われていますよね。
リチウムイオン電池でNo.1のシェアを誇る三洋電機は、円筒型、角型両方に手掛けています。
技術力に加え、用途を問わず製品を用意することで、揺るぎない地位を築いているんでしょう。
最近は、薄型化、軽量化で優位であるラミネート型リチウムイオン電池が注目されています。
ラミネート型は、形状では角型でありますが、
金属ケースの代わりに比較的軽いラミネートフィルムを用いています。
また、電池内の電解液は、ゲルに電解液を注入したポリマーゲル風にすることが可能で、
さらなる小型化、軽量化が実現されます。
冒頭でも述べたように、リチウムイオン電池はさまざまな携帯機器に搭載されていますが、
自動車などの大型機器用の二次電池については、未だに鉛蓄電池やニッケル水素電池が多く使用されています。
将来的には代替品としてリチウムイオン二次電池が有望視されている中、
一刻も早く安全性、コスト面での問題をクリアしてほしいですね。
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- (2008-06-03 08:50:00)
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三洋電機
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先日、三洋電機から、「VWと開発で合意」、「リチウムイオン電池事業を加速」との正式な発表がありましたよね。
VWは、昨年の11月には、
「ボッシュなど5社と自動車用リチウムイオンの開発に乗り出す」
と、報道されていました。
化学大手のBASFやエボニック・デザイン、それにドイツ政府の助成なども見込まれている
との内容でした。
しかし、その半年後には三洋電機との報道でした(5月12日)。
当日のブログにも書きましたが、その時の報道時には、私は特にビックリしませんでした。
公式発表ではありませんでしたから。でも、やはり本当だったんですね。
ところでこの三洋電機ですが、リチウムイオン電池に関しては、世界一のメーカーというのは
皆さんご存知の方も多いと思います。
リチウムイオン電池では世界一の三洋電機も、自動車用では今のところ、位置付けが
明確ではありません。
現在のハイブリッド自動車に搭載されている、ニッケル水素電池では、三洋電機は、
VW、フォードやホンダに提供しています。
このように、複数の自動車メーカーと組むことも大いにあり得る訳です。
特に、自動車用リチウムイオン電池はこれから立ち上がる製品と言ってもよいので、
いち早く、より良く、よりリーズナブルなメーカーと組みたいですよね。
同じように、電池メーカーも、リチウムイオン電池をいち早く普及させることの出来る
自動車メーカーと組みたいですよね。
とはいっても、トヨタは松下と、日産はNECとなど、それぞれ色が付き始めてきています。
これからも、自動車メーカーと電池メーカーの話題が続くでしょう。
気になりますよね、三洋電機の動向。VWの他にどのメーカーと進めるのか?
いや、進めているのか?と言ったほうが適切でしょうね、きっと。
それに、ホンダも。
「ホンダは、」三洋電機と開発を進めているのでしょうか?
それとも、どこか別のところと・・・・
先日ホンダは、2輪車からと発表してましたよね。
ちなみに、リチウムイオン電池に関するメーカーの株価については、総じて良いようです。
この先もこの傾向は続くのではないでしょうか?
(株価については、責任を持ちませんので、売買はご自身の責任でお願いしますね。)
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- (2008-05-30 00:10:00)